思い描いたのと違っても人生は何度でも更新できるよ

何度だって再出発すればいい 顔を上げよう飛び立つために

自己肯定感の小さな一歩は

こんにちは。

あなたは、自分に感謝していますか?
たとえば、新しい仕事に就いた時、
一生懸命書いた自分のメモに助けられたり。
買い置きの歯ブラシがあってよかったとか。

とても些細で小さなことですが、
過去の自分の行動が
今の自分を助けてくれていることって、
意外と多いものです。

その日、わたしはいつものように
電車を待っていました。
毎朝使うその路線は、
同じホームに2つの行き先の
電車が交互に来る駅でした。
いつもは、A駅方面行きの電車に
乗るのですが、
その日は、ぼんやりしていて、
誤ってB駅方面の電車に乗って
しまいました。
間違っていることに気づいたのは、
電車が動き出した後。
次の駅で降りたわたしは、
ただただ焦っていました。
「どうしよう、仕事に間に合わない(泣)」

そんな時には、
「落ち着け!大丈夫だから。落ち着け!」と
心の中で自分に声をかけるようにしています。

焦ってうまくいかないことが、
これまでにもたくさんありました。
なので、編み出した、
ちょっと不気味かもしれませんが、
自分に声をかけるもう一人の自分を
心の中に用意しています。
心の中なので、
本当の声は外に聞こえませんし。

それで、一呼吸おくことができて、
気持ちが落ち着き、
違うルートで職場まで行く方法を
検索する余裕が出てきました。

結果、別ルートを使い、職場には、
いつもよりは遅いものの、無事に
始業前に着くことができました。

自己肯定感が低いと思ったら、
自分を助けてくれている自分に
気づいてあげましょう。
結構、自分のために頑張ってくれてる
過去の自分がいるのです。

そして、決して、それは
当たり前ではないのです。
自分のために、
一生懸命頑張ってくれている自分に
気づけることは、自分に感謝の目を
向けること。

これ、自己肯定感の小さな一歩に
なるんじゃないかな、と思うのです。
「ありがとう、過去のわたし」です。